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【まとめ】2022年シーズンにブレイクしたプロ野球選手5選

【まとめ】2022年シーズンにブレイクしたプロ野球選手5選

アメリカ・メジャーリーグでは、大谷翔平選手が104年ぶりに10勝・10本塁打や、史上初の投打共に規定投球・規定打席に到達するなど、その名を歴史に名を刻みました。

一方の日本のプロ野球は、レギュラーシーズンが東京ヤクルトスワローズとオリックスバファローズの連覇で幕を降ろしました。個人成績では、ヤクルトの“村神様”こと、村上宗隆選手が令和初、プロ野球史上8人目の打撃部門三冠王に輝いたり、オリックスの山本由伸投手が最多勝・最優秀防御率・奪三振王に輝き、大活躍でした。そんな中で、今年ブレイクを果たした選手たちもいます。

今回は、2022年シーズンにブレイクした5名のプロ野球選手についてまとめ、ご紹介していきます!

2022年シーズンにブレイクした5人のプロ野球選手

2022年シーズンにブレイクした選手の中でも、特に目覚ましい活躍をした選手は以下の5名の選手です。

  • 大勢(読売ジャイアンツ)
  • 松本剛(日本ハムファイターズ)
  • 髙部瑛斗(千葉ロッテマリーンズ)
  • 岡林優希(中日ドラゴンズ)
  • 高橋宏斗(中日ドラゴンズ)

それでは、ここから順番に解説していきます!

【巨人】大勢(翁田大勢)

ジャイアンツの2022年シーズンの守護神は、なんとドラフト1位ルーキーの大勢投手でした。

右スリークウォーター(サイドスローに近い変則気味な投法)から158キロのストレートに加え、スライダーやフォークで試合を締めくくり、開幕から7試合連続セーブの日本記録を樹立。最終的には57試合に登板し、新人最多タイ記録の37セーブをあげる大活躍を見せました。

チームは、残念ながら4位と不本意なシーズンでしたので、来シーズンの巻き返しを期待したいですね。その中心には、間違いなく大勢投手の存在がありそうです!

【日本ハム】松本剛

日本ハムの松本剛選手は、打率.347で2022年シーズンのパ・リーグ首位打者に輝き、ブレイクを果たしました。

2017年にセパ交流戦で日本生命賞を獲得する活躍を見せ、レギュラーを奪取。ブレイクを期待されましたが、怪我に苦しみ、昨シーズンまでは今ひとつ乗り切ることができませんでした。

きっかけとなったのは、やはり新庄ビックボスでしょう。新庄監督新体制となった日本ハムの中で活躍を続け、4月は打率.441と絶好調。一時怪我で「今季絶望」とまで報道がされましたが、監督のバックアップもあり、最後まで出場し続け、首位打者を獲得しました。

本拠地が新しくなる来シーズンも、今シーズンに負けない活躍が期待されます。

【ロッテ】髙部瑛斗

今シーズンのパリーグ盗塁王は、千葉ロッテの韋駄天・髙部瑛斗選手が獲得しました。

2020年ドラフト3位で千葉ロッテに入団。1年目から一軍の試合にも出場し、2年目の昨年はイースタンリーグで盗塁28で盗塁王に輝き、そして今年44盗塁でパ・リーグ盗塁王に輝きました。

盗塁失敗回数も10とリーグ最多ですが、それだけ積極的に次の塁を狙う姿勢は来年以降も見せてもらいたいですね!

【中日】岡林優希

今年、セ・リーグの最多安打に輝いたのは、プロ3年目の岡林優希選手です。

高校時代は最速153キロのパワーピッチャーでしたが、プロ入りと同時に野手での挑戦を決意。外野手として研鑽を積んできました。そして、2022年シーズンに監督が立浪監督に変わるとチャンスを獲得。与えられた機会をしっかりモノにして、ドラゴンズの選手では唯一全試合出場を果たし、不動のレギュラーだった大島選手の代わりにセンターの守備位置につくことも増えてきました。

天才と評されるその打撃と、強肩で今シーズン最下位に沈んだチームを来シーズンは上位に引っ張り上げる役割が期待されます。

【中日】高橋宏斗

2020年ドラフト1位でドラゴンズに入団した高橋宏斗投手も、今シーズンにブレイクした1人。今年初勝利を挙げ、7月にはもう少しでノーヒットノーランを達成するという快投も見せました。

奪三振能力も非常に高く、14試合で100奪三振に到達し、田中将大投手の16試合、松坂大輔投手の18試合よりも早く達成をする快挙でした。そして11月に行われる侍ジャパンの試合のメンバーにも最年少で選出され、今後チームだけでなく、球界のエースとなっていくことが期待されています。

まとめ

今回は、2022年シーズンにブレイクを果たしたプロ野球選手を5名紹介してきました。松本剛選手が29歳とかなり苦労をしてきている印象ですが、それ以外の4選手は若くしてブレイクを果たした、という印象です。まだまだヒーローインタビューでも初々しいところもあり、今後その辺りもどのように成長していくのか、期待が膨らみます。

プロ野球選手の中にもオリックスの山岡選手のようにイケメンで力のある選手も多く、今回の5名もその資質は十分持っていそうな感じがします。個人成績だけでなく、ファンサービスも重要になってきているようですので、今年ブレイクした選手たちはどのあたりも磨いていく必要が理想ですね。