IRを巡る汚職事件で「500ドットコム」顧問、紺野昌彦容疑者から、選挙資金として現金100万円を受け取ったことを認めた下地幹郎衆議院議員。
渦中の人物がどんな人生を歩んできたか気になる方も多いと思います。
そこで今回は下地幹郎衆議院議員の経歴や学歴、また年収や議員としての評判などを紹介したいと思います。
また、事務所の場所についても紹介させていたただきます。
下地幹郎の簡単プロフィール
- 名前:下地幹郎(しもじ・みきお)
- 生年月日:1961年8月14日
- 出身地:沖縄県平良市(現宮古島市)
- 職業:政治家、衆議院議員
- 所属政党:日本維新の会
IRを巡る汚職事件で、中国側の企業から2017年の衆院選期間中に選挙資金として現金100万円を受け取ったことを認めました。
この後に経歴を紹介させていただきますが、議員歴も長く、それなりの重役も経験されてきた方です。
家族構成は、妻・志緒との間に娘・風音の3人の核家族のようです。
下地幹郎の経歴・学歴
下地幹郎の学歴
下地幹郎議員の出身校は以下の通りです。
- 出身小学校:不明
- 出身中学校:不明
- 出身高校:沖縄県立宮古高等学校(偏差値43~55)
- 出身大学:中央学院大学商学部商学科(偏差値42.5 ~ 40.0)
高校・大学についてはオフィシャルな情報がありましたが、小学校と中学校は分かっていません。
高校も大学も偏差値が低めの比較的安易な場所を選んでいるようですね。
下地幹郎の経歴
下地幹郎議員の経歴は以下の通りです。
- 1984年3月:私立中央学院大学卒業。
- 1984年4月:株式会社宮古交通(1988年に株式会社大米建設に社名変更)
- 1991年:大米建設副社長に就任。
- 1995年12月:自由民主党沖縄県第1選挙区支部長就任。
- 1996年年10月:第41回衆議院議員選挙で初当選。
- 2000年6月:第42回衆議院議員選挙で2回目の当選。
(この間、沖縄開発政務次官・経済産業大臣政務官の公職に就く) - 2003年11月:第43回衆議院議員選挙にて落選。
- 2005年:自民党を離党。
- 2005年9月11日 第44回衆議院議員選挙において、沖縄県第1選挙区で3度目の当選(無所属)を果たす。
- 2005年12月:新たに「政治団体そうぞう」を結成し、代表を務める。
- 2006年9月:「政治団体そうぞう」の組織改変により「政党そうぞう」となる。
- 2008年9月:国民新党に入党。
- 2009年8月:4度目の当選、国民新党政調会長に就任。
(政府税制調査会、国家基本戦略閣僚委員会に参加) - 2010年6月:国民新党幹事長に就任。
- 2012年8月:政党そうぞう代表に就任。
- 2012年10月:郵政民営化・防災担当大臣。
- 2012年12月:第46回衆院選で落選。
- 2014年11月:知事選に挑戦し落選。
- 2014年12月:第47回衆院選で復活。
- 2015年:おおさか維新の会 政調会長に就任。
- 2016年:日本維新の会 政調会長に就任。
- 2017年10月:衆議院議員6期目当選を果たす。
- 2019年1月:党国会議員団副代表・選対本部長に就任。
会社役員を経て、かなり色々な役職を経験している方ということがわかりますね。
ただ、この輝かしい経歴の中にも数々の不祥事があることでも知られています。
下地幹郎の過去の不祥事や事件など
- 1998年~2000年:鈴木宗男の資金管理団体から500万円の資金を受け取っている。
- 2010年:下地幹郎は金融会社を経営する社長に対し「パーティ券を購入してほしい」と依頼し、社長はパーティ券を購入、下地幹郎は金額は一律20万円の7枚、合計140万円の領収書を受け取った。
- 2011年:日本維新の会の平沼赳夫からパーティー券購入の形で資金を受け取っていた。
- 2011年:党本部から1000万円を超える政党助成金を受け取っている。
- 2012年:同社長に「改正郵政民営化法が成立すれば、ゆうちょ銀行の資産500億円の運用を任せられる」という話を持ちかけたと報道された。
- 2014年:衆議院選挙前に、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設工事を受注した業者が下地に対し寄付を行っていたと報じられている。
- 2020年:カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件で、贈賄側の中国企業「500ドットコム」顧問、紺野昌彦容疑者から、事務所職員が選挙資金として現金100万円を受け取ったことを明らかにした。
IRを巡る汚職事件で明らかになった、公職選挙法違反。
2020年1月6日、2017年の衆院選期間中に100万円を受け取ったことを認め、受け取った100万円については紺野容疑者に返却する意向を示していますが、議員を辞職する意思は今のところないようです。
下地幹郎の年収は
疑惑だらけの下地幹郎議員。
年収はどれぐらいあるのでしょうか?
国会議員の平均年収
国会議員の平均年収はおよそ2200万円ほどあるようです。
月額の報酬が約130万円。(サラーリマンでいう月給)
期末手当が6月1日と12月1日に635万円支払われます。(サラリーマンのボーナスに相当するもの)
なので 平均年収はおよそ2106万円~2200万円になります。
この報酬はどんだけ問題を起こしても議員である限りは支払われます。
その他の収入
国会議員にはこの他にも収入があります。
その収入とは以下の3つになります。
- 文書通信交通滞在費
- 立法事務費
- その他臨時収入
文書交通費とは?
公的文書を発送するためにかかる費用や交通費のことで、月額100万円・年間で1,200万円が国から支給されます。
使用用途を報告する必要はないという、比較的自由度の高い収入です。
立法事務費とは?
立法のための調査・研究を行うための費用のことで、国から衆議院・参議院と各会派に、 議員1人あたり月額65万円・年間にして780万円が支給されます。
その他臨時収入とは?
政党によって年末やお盆にお餅代・氷代などの手当が支給されることがあります。
これについては明確な金額は決まっていませんが、100~400万円ほどが相場だと言われています。
そうなると、その他の収入で最大で年間2000万円前後のが支給あることになります。
ただし、この3つの収入は活動費・政治資金として使用するお金なので、直接自分の懐に入るわけではありません。
任期によって変わるトータルの年収
国会議員は、衆議院議員と参議院議員に分かれており任期が違うことで知られています。
そうなると、トータルで年収が大きく変わってくることが分かります。
衆議院議員の任期は4年でおよそ8800万円になります。
参議院議員の任期は6年でおよそ1億3200万円になります。
参議院議員の方が任期が長いため、おのずと収入は高くなります。
下地幹郎の事務所の場所はどこ?
下地幹郎議員の事務所の場所がどこにあるのか気になるという方もいると思います。
下地幹郎議員の事務所の場所や連絡先は以下の通りです。
東京事務所
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館309号室
TEL:03-3581-5111(代表)TEL:03-3508-7103(直通)
沖縄事務所
〒900-0006
沖縄県那覇市おもろまち3丁目5-3
TEL:098-866-7603FAX:098-866-7602
下地幹郎の評判は
下地幹郎議員についての評判を見ていきましょう。
維新の会・下地幹郎が予想通り中国から金を貰っていた。
東京地検特捜部は下地幹郎を速やかに逮捕せよ。沖縄を食い散らかす似非愛国者がまた一人消えてゆくことは誠にもって喜ばしい限りです。— 空 【安倍政権打倒!】 (@kskt21) January 6, 2020
新しいの出ましたね。
「政治家の出処進退は自分一人では決められない」by下地幹郎これ、最近まで、「政治家の出処進退は政治家自身にしか決められない」が定番じゃなかったっけ?
辞めない為には、支離滅裂話法だって何だって使うんだ。
自民、維新議員たちには、廉恥心なんて欠片もありませーん。— ジュン (@junn819) January 6, 2020
泥棒が捕まったあとに「物はそのまま持っていたので返します」と言ってるのと同義では?
百田先生@hyakutanaoki のご意見をお伺いしたく。#日本維新の会#下地幹郎 衆院議員維新・下地氏、中国企業側から現金受領認める IR汚職:朝日新聞デジタル https://t.co/CsSOC4qrCZ #IR汚職事件
— やっしー@Okimawa愛land🏝 (@southstars_yasu) January 6, 2020
下地幹郎マジで辞めて欲しい
沖縄で投票した人ほとんどいないのに比例代表というクソシステムのせいで議員になったクズだし— M0GE (@At_StormyNight) January 6, 2020
過去の不祥事もそうですが、結構嫌われている議員だということが分かりました。
今後どういった対応していくの見守りたいと思います。