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8月9日、日本大学の応援リーダー部(競技チアリーディング)の女子学生が監督からパワハラを受けたと報じられたことを受けて代理人弁護士が報道各社への文書で、記事の内容を認めた声明を発表しました。

アメフト部に続き、監督から部員へのパワハラがあったようです・・

今回は日大チア部でパワハラ行為を行なった監督は誰なのか、監督の名前やパワハラ内容について紹介させていただきます。

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日大でまたパワハラ!

アメフト部の悪質反則問題に揺れる日大で、運動部の指導方法について新たな問題が浮上しました。
今度はチア部でパワハラ行為があることが告発されました。

被害者の女子部員は、代理人弁護士を通じてチア部の女性監督から暴言などのパワハラを受けていたと公表しました。
声明では、女子部員は自ら命を絶つことを考えるほど精神的に追い詰められていたとのこと。
日大内にある保健体育審議会(保体審)に藁にもすがる思いで助けを求めたが、対応を打ち切られたとしています。

日大のチア部は2002年に創部され、DIPPERS(ディッパーズ)の愛称で親しまれています。
2010年の日本選手権では大学部門で4位になっている強豪校です。
厳しい指導があることは学内でも有名で「部員が泣いている姿をよく見た」との声も出ていました。
そんなチア部でパワハラ行為があったのは今年の2月上旬。
アメフト部の問題よりも前ということですね。

日大はこの問題について「調査中」としていますが、8月9日付で女性監督を解任したと発表しました。
学生の指導に支障を来すことが懸念されるということから判断に至ったということですが・・
調査中でありながら解任をしたということは、パワハラがあったと認めているようなものですね。
また「マスコミに騒がれる前に動いておこう」という魂胆も見えてきます。

今後パワハラ問題については、学内の人権救済委員会が調査を進めて近く結論を出す予定としています。
また、当該部員には臨床心理士によるケアなどのサポート体制を整えたとのことです。
被害者部員の心のケアを第一に、もう二度と同じようなことが起こらないように対処してほしいものです。

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チア部のパワハラ内容とは?

日大チア部のパワハラとは、具体的にどのような内容だったのでしょうか?
声明の内容などから当時の状況を紹介させていただきます。

【今年1~3月に起きたパワハラの経過】

■1月22日:大雪の中、キャンパスから離れた練習場に向かっている女子学生を見た事務員は「この雪の中、練習があるのか」と心配し、知人であったチア部の女性監督に練習の有無を電話で確認。
すると監督から練習中止の指示があり、女子学生(Aさん)はその場に居合わせた部の仲間とともに”オフ”となったことを喜ぶ。

■2月1日:監督から「雪で練習がなくなったからと叫ぶ等、部を背負っている人と思えない行動をしている人がいる。特に○学部○年生(学部と学年指定)。心当たりの人は私に直接連絡を」と連絡。

すぐにAさんと友人がそれぞれ監督に謝罪のLINEを送る。

■2月2日:練習前にAさんと同期もチア部全体に謝罪。

■2月3日:監督がLINEで「昨日謝ってどうなったの?私に報告はないの?」といった趣旨の内容を送る。
先輩や同期から嫌がらせを受けるようになる。

■2月5日:監督がAさんに「おまえみたいにプライドが高くて過去の栄光にすがりついているやつには自分の罪を認めることも反省することも無理。本当に、学校の恥だよ」「こいつは事務員に“練習がなくなるように監督に電話をかけてほしい”と頼んで練習をなくそうとした」などと発言。

■2月6日:学年ミーティングを実施。
Aさんは同期から事実と異なる指摘を受け謝罪。
途中で過呼吸になったが「どうせ演技でしょ」などと言われてしまう。追い詰められたAさんは家出をする。

■2月12日:Aさんの家族は出身高校の部活顧問らを通じて監督に連絡。対応を求めるも、応答なし。

■2月15日:Aさんの家族が日大保健体育審議会(保体審)に事実報告。
監督がAさんの自宅に謝罪に訪れる。
監督は「感情的になって事実ではないことを部員らの前で話した」と認めた上で「明日訂正し結果を報告する」と約束をした。

■2月17日:監督は「“いい演技をすることで帰ってきたいチームをつくろう”という結論を得た」などとAさんの家族に報告。

■2月19日:Aさんの家族が保体審に2度目の連絡も、監督への口頭での注意以外の対応なし。

■3月6日:家族は保体審から「やるべきことはやり尽くした」「部のことは監督に一任してある」などと言われる。
監督との面談の仲介と場所の提供を依頼も「そんな場所はないし、貸せない」と断られる。
学内の人権相談オフィスに相談も進展せず。

聞いているだけで胸が痛くなりますね・・

こういったパワハラを受けた女子学生Aさんの声明は、

「私は日本大学の学生であり、保健体育審議会の応援リーダー部に所属しています。
本年2月1日から6日にかけて、部の監督、同期、先輩からの発言や行動によって私は自◯を考えるほどに精神的に追い詰められました」

といった悲痛な書き出しから始まりました。

声明の終盤では、

「このような文書を出すことは『何がどうなるのか予測しきれず、これからどうなるか分からない』ということは理解しているつもりでいます。
そのため、私は本当にこのような文書を出すべきなのか、出してもいいのか、何度も悩みました。
しかし、このままだと時間が過ぎるだけで何も解決できないと感じたため、文書を出すことを決意しました」

と、告発に至るまでの葛藤も綴られました。

このパワハラ内容を見ると、悪いのは女性監督だけでないことが分かります。
チア部に所属している部員も同調して女子学生をいじめていたことも大きな問題です。

部活動といった狭いコミュニティに所属していると、監督の言うことは絶対で強豪校であればあるほど指導者は神格化されていきます。
言わば「洗脳」並みに監督の指導は守られるのです。

とはいえ、今回の事象は明らかに理不尽です。
オフを喜ぶことの何が悪いのでしょうか?

監督と一緒になって女子学生をいじめた部員たちの意識を改善しないと、また同じことが繰り返されるでしょう。
日大には、女子学生のケアだけでなく、他の部員たちの意識改革にも取り組んでいただきたいですね。

監督の名前は大野美幸か

日大チア部でパワハラ行為を行なった女性監督の名前を調べてみました。

報道では「2011年まで日大チア部に所属していたOGで2015年に監督に就任」とされています。

ここまでの情報が出ていると特定は容易でした。

監督の名前は、大野美幸さんです。

チームのホームページでは、

「全国大会レベルでは3位以内に入ることが目標です。
しかし常に優勝を目指しています。
若いチームですので、着実に一歩一歩、結果を出していきます。
常に「明るく、礼儀正しく」を基本に、皆が憧れるチームになることを目指しています。」

とコメントしています。

元チア部の選手ということで、誰より選手の気持ちが分かるはずなのですが・・

雪で練習がオフになったことによるパワハラ内容以外にも、怪我をしたこと自体も疑うというひどい言動がありました。

被害者の女子学生が手術後のリハビリを継続したいとして復帰時期を相談すると、怪我自体を疑われたそうです。

「お前の相談にはもう乗らない。大会にも出させます。本当に騙されたし、裏切られた。」

「ただのバカだと思っていたから力になってあげようと思っていたけど、ズル賢いバカは嫌いだから。」

「チアも本当はできるんじゃないの?できないなら証明できるものを私に見せなさい。」

「診断も本当か分からないから同期と一緒に受診してあんたからじゃなくて同期から説明させなさい。」

元選手とは思えないですね。

現在、女子学生は適応障害だと診断され、怪我だけでなく精神的にも苦しんでいる状態です。

パワハラが蔓延するチームや監督は、「皆から憧れる」ことは一生ないでしょうね・・

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大野美幸の経歴や現在は?顔画像や動画も

日大チア部でパワハラが告発された大野美幸監督。

彼女の経歴や現在について調べてみました。

名前:大野美幸
読み方:おおの・みゆき
生年月日:不明
出身大学:日本大学
出身高校:千葉県習志野高校

千葉県習志野高校もチア部の名門校です。

週刊誌などの報道を見ると、監督は2011年まで日大のチア部員として在籍していたとのこと。
そうなると、2018年現在は29歳か30歳という事になります。

彼女が指導している様子を写した動画はこちら↓

この動画では特に厳しい言動は見受けられません。
むしろ強豪校の監督の中では優しいようにも見えます。

スイッチが入るとヒステリックになってしまう性格なのかもしれませんね・・

現在は、日本大学では8月9日付で監督を解任を発表しています。
解任したから問題が解決したわけでなく、日大のガバナンス欠如が再び顕在化しているようです。

大野美幸さんは現在監督を解任されたということで、今後日大のチア部に関わることはないでしょう。
ですが、今後は他の大学などで指導をされる可能性はありそうですね。

大野美幸,写真

大野美幸,写真

まとめ

日大チア部のパワハラ問題について、パワハラの全容は女性監督の名前や経歴などを紹介させていただきました。
人格を否定するような発言や追い詰め方は、見ているだけで胸が痛くなります。

また、大野監督だけでなく他の部員も一緒になって女子学生を追い詰めていたことも分かりました。
日大は監督を解任という対応を取っていますが、それだけではなく抜本的な改善が求められるでしょう。

女子学生のケアだけでなく、他の部員たちの意識改革に尽力してほしいものです。
まだまだ日大運動部の闇は深そうです。

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