大人気学園ドラマの1つである『GTO』は、1998年に反町隆史さんが主演を務め、2012年にはリメイク版で『EXILE』のAKIRAさんが出演しました。
2024年4月1日に反町隆史さんが主演を務めた『GTOリバイバル』が放送されて大きな話題になりましたね。
そんな人気のある『GTO』ですが、なぜ登場人物である菜々子はリメイク版で死んでしまったのでしょうか。
そこで今回は、『GTO』の菜々子が死んだ理由は何なのか、意外な事実などについて紹介していきたいと思います。
GTOの菜々子はどんな役だった?
今回、フォーカスされる『GTO』の菜々子ですが、どのような役柄だったのでしょうか。特に、『EXILE』のAKIRAさんが主演を務めた2012年版では、自ら命を絶ち、物語のキーパーソンでもあります。
それでは、『GTO』の菜々子がどんな役柄だったのか、原作、1998年版、2012年版に分けて詳しくみていきましょう。
原作
『GTO』の原作では、菜々子は「水樹ななこ」という表記になっており、鬼塚の教え子ではなく、教育実習先で赴任した高校の生徒として登場していました。原作では裕福な家庭で育つも、両親が家庭内別居をしてしまっているため孤独を感じている生徒という役柄です。菜々子も他の生徒と同様に、鬼塚などの教育実習生をいじめていましたが、関わっていくことで徐々に心を開いていきました。
鬼塚の教育実習が終了すると、菜々子もストーリーに出てくることなく、命を絶ってしまうという設定もありません。
1998年版
反町隆史さんが主演を務めた1998年版の『GTO』では、表記が「水樹菜々子」になっていましたが、家庭内のことで悩んでいるという設定は同じです。また、1998年版では教育実習先の生徒ではなく、武蔵野聖林学園の2年4組の生徒として登場していました。
その後も原作と同じように、鬼塚と関わっていくことで問題が解決し、心を開くようになったというストーリー展開です。
多少違いがありますが、1998年版でも菜々子が自ら命を絶ってしまうと言う設定はありません。
2012年版
『EXILE』のAKIRAさんが主演を務めた2012年版『GTO』では、原作と同じ「水樹ななこ」と表記されていますが、鬼塚が赴任する前に自ら命を絶ってしまっているという設定になっています。
原作と大きく内容が変わっているのは、昨今、深刻化するいじめなどの問題にスポットライトを当てたかったからだと考えられているそうです。
GTOの菜々子が死んだ理由は?
2012年版『GTO』では菜々子は親友である相沢雅たちのクラスメイトでしたが、なぜ死んでしまったのでしょうか。
菜々子が自ら命を絶ってしまったのは、文化祭の準備金が無くなってしまった事件で、信頼していた担任から疑われたことが原因だとされていました。このことをきっかけに担任外しが始まりましたが、菜々子が命を絶った本当の理由は違ったようです。
それでは、2012年版『GTO』で菜々子が死んだ理由の意外な真実を詳しくみていきましょう。
意外な真実が発覚!理由はクラスメイト?
菜々子が残していた日記によって死んだ理由が明らかになりました。
菜々子の日記によると、信頼していた担任に疑われたことよりも、クラスメイトが誰一人として信じてくれなかったことがショックだったそうです。そして、その手紙には「信じて欲しかった。みんなにだけは。」と書き記されており、どれだけショックだったのかということが伝わってきます。
この手紙の存在を知っていた相沢雅はその事実を受け入れることができず、担任に責任転嫁したのでした。
まとめ
今回は大人気学園ドラマ『GTO』の菜々子が死んだ理由について解説してきました。
2012年版『GTO』は原作と1998年版とは設定が大きく変わっており、鬼塚が赴任する前に菜々子が自ら命を絶ってしまうというストーリーになっています。
ドラマを通して菜々子が死んだ理由は担任のせいだとされていましたが、実はクラスメイトに信じてもらえなかったことが原因だったことが明らかになりました。
親友である相沢雅は自分たちのせいで死んだと思いたくなくて、他人に責任を押しつけてしまったのかもしれません。