年に一度開催されている、AKB48グループの選抜総選挙が2019年は開催されないことが発表されました。
2018年は、松井珠理奈さんと須田亜香里さんのSKE48勢ワンツーフィニッシュや「鼻くそ事件」が大きな話題となっていました。
2009年のスタートから10年間続いてきた行事が、なぜここでストップしてしまったのでしょうか?
今年も開催を待ち望んでいたファンも多いだけに、その理由に注目が集まっています。
そこで今回は、2019年のAKB48選抜総選挙が開催中止となった理由を探ってみたいと思います。
AKB選抜総選挙、2019年は中止
2019年3月13日、AKB48の公式ブログが更新され、年に一度の恒例イベント「AKB48選抜総選挙」を2019年は実施しないことを発表しました。
ブログの全文は以下の通りです。
平素より、AKB48グループを応援して下さり、誠にありがとう御座います。
昨年開催10回を数え大きな区切りを迎えたAKB48グループの毎年の恒例行事である『AKB48選抜総選挙』を、本年は実施しないことに致しました。
AKB48グループは、ファンの皆様が心から応援したいと思って頂けるようなグループになれるよう、引き続き日々精進して参りたいと思っております。
今後ともAKB48グループへのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
引用元: AKB48オフィシャルブログ
AKB48選抜総選挙は、AKB48から発売されるシングルの選抜メンバーを年に一度ファン投票によって決めるイベントです。
2009年から毎年開催されており「神7」など人気メンバーが有名になるきっかけとなりました。
2018年は松井珠理奈さんが初の1位を獲得し、二連覇も期待されていました。
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原因はやはりNGT事件か
2019年のAKB48選抜総選挙の中止が発表されました。
公式ブログで発表された文章では、中止理由は明言されていません。
ですが、多くのファンの間では「NGT事件が原因では」という声が多く挙がっています。
NGT事件とは2018年12月に、NGT48のメンバーの山口真帆さんが自宅に来たファンの男性から暴行を受けた事件のことです。

SHOWROOMで涙ながらに動画配信をしたことで初めて、事件のことが明るみになったのです。
そしてなんと、この事件には同グループのメンバーが関わっており山口真帆さんの自宅をファンに教えたという悪質な行動があったことも明らかになっています。
しかしながら、複数のメンバーが関わったとされていながら活動辞退となったのは研究生の羽切瑠菜さんのみ。
支配人も異動させる形で無理やり事態を収束させようとする運営側に批判が殺到しました。
山口真帆さんご本人もコメントしていましたが、命の危険も考えられる事件です。
今までにないほどの批判が集まった事件ということで、総選挙も自粛という形をとったのではないかと考えられます。
松井珠理奈問題も一因?
AKB選抜総選挙の中止理由は、NGT事件による自粛ムードからくるものではないかと言われています。
ファンの声をさらに調べていくと「松井珠理奈のこともあったしな…」という声も多くあがっていました。
松井珠理奈さんといえば、AKB選抜総選挙に第1回から出馬し続け、2018年に悲願の1位を獲得しています。
しかしながら、その後体調不良を理由に休養に入り、総選挙でセンターを獲得したはずのシングルがしばらく珠理奈さん抜きで披露されるという状態が続きました。
運営側としても、珠理奈さん抜きでのシングル収録やMV編集、各方面への対応などかなりの負担になったことでしょう。
また、現在は指原莉乃さんのような圧倒的な1位と言えるメンバーが不在のため、誰が1位を獲ってもバッシングされる状態ともいえます。
松井珠理奈さんも、1位と獲った時にスピーチの内容やビジュアルや態度など「1位にふさわしくない」とかなり批判的な声が集まりました。
1位獲得後の休養は、こうしたバッシングも原因だと見られています。
(本人の性格を考えると、2019年も開催されたら出場したのでしょうが…)
運営側としては、精神的に病んでしまうメンバーを出さないため(対応も大変なので)開催を見送ったということも考えられますね。
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総選挙自体がオワコンとの声も
AKB48の総選挙中止理由には、NGT事件や松井珠理奈さん問題などが原因だと考えられます。
しかしながら、近年は「総選挙自体がオワコン」との声があることも確かです。
一時期は前田敦子さんと大島優子さんというダブルエース、そして篠田麻里子さんや板野友美さんら上位7名による「神7」が大きな人気を集めていました。
しかしながら、人気メンバーは次々に卒業し、指原一強時代が続くようになりました。
その後の後継者がなかなか育たず、世間の人は上位7名を聞かれて半分も答えられないほどの知名度のメンバーばかり。
個人的にも現在の上位メンバーを見た印象は「華がない!」の一言です(笑)
近年は乃木坂46や欅坂46の勢いが顕著で、明らかにAKBの人気は落ちています。
坂道メンバーが参戦となれば、また総選挙の勢いも盛り返すかもしれませんが…その可能性も低いでしょう。
今後数年に一度となるか、イベント自体が終了してしまうかもしれません。
秋元康さんも最近は坂道に力を入れていて、AKBにあまり気持ちがないようにも見えます。
費用対効果を考えても、総選挙中止は賢明な判断なのかもしれませんね。

まとめ
2019年に開催される予定だったAKB48の選抜総選挙が中止となった理由を調査してみました。
中止理由については正式な発表がありませんが、恐らくNGT事件が一番の原因なのではないかと考えられます。
また、2018年は松井珠理奈さんの休養で対応に追われ、いまいちグループ軌道に乗れなかった印象もあります。
近年は乃木坂46や欅坂46に人気が集まり、完全な「坂道時代」となっていますから、AKB48の総選挙自体がすでに”オワコン”なのかもしれませんね。