2023年8月、9月に沖縄県で行われたバスケットボールのワールドカップで男子日本代表が、2024年2月にオリンピック最終予選を勝ち抜いた女子日本代表がそれぞれオリンピック出場を決めました。これは48年ぶりの快挙ということで、日本中が大いに盛り上がりましたよね。
この快挙を支えたバスケ 日本代表は多くいますが、オリンピックで特に注目するべき選手が男女各2名ずついます。
そこで今回はバスケ 日本代表選手の最注目選手男女各3名を紹介していきます!
バスケ 日本代表選手の注目選手まとめ
男子
男子バスケ 日本代表選手において、渡邊雄太選手、八村塁選手といったNBA 日本人選手はあまりにも有名なので、今回は日本のBリーグで活躍する選手の中から特に注目すべき選手を2名紹介します。
富永啓生選手
まず注目すべき選手は「和製ステフィン・カリー」と呼ばれているほどの名シューターの富永啓生選手(ネブラスカ大学)です。
日本代表の戦術を体現する3Pシューターで、2023年に行われたワールドカップのフィンランド戦では最大18点ビハインドを逆転する起爆剤として大活躍をしました。
東京オリンピックでは「3×3」で出場しており、ゴール下にドライブしてのシュートでも非凡な力を持っています。
2024年3月11日に行われたミシガン大学とのシーズン最終戦で約32分のプレーで30得点、6リバウンド、シュート成功率70.5%の大暴れをみせ、敵地紙に「彼のパーティを止める術を見つけられなかった」と言わしめる活躍を見せています。
今シーズンでのNBAドラフト指名も期待がかかっており、今後の活躍に期待したいですね!
川真田紘也選手
河村勇輝選手や冨永啓生選手、渡邊雄太選手のように得点をバンバン決めるような派手さはないものの、ゴール下で体を張り続ける川真田紘也選手にも注目です!
数字に現れないスクリーンやリバウンドでチームにエナジーを与え、ニュージーランドとの試合後に渡邊雄太選手がX(旧:Twitter)で「間違いなく今日のMVP」と絶賛するほど、チームに貢献してくれています。
川真田選手のような潰れ役に徹してくれる選手がいるからこそオフェンシブな選手が積極的に攻撃できるので、脚光を浴びることは少ないかもしれませんが、ぜひ注目をして欲しい選手です!
女子
東京オリンピックで見事銀メダルに輝いた女子バスケ日本代表。そのメンバーが多く残っていますが、その中でも特に注目なのがキャプテンの林咲希選手と東堂なな子選手です。
林咲希
東京オリンピックでキャプテンを務めていた高田真希選手からキャプテンを引き継いだ林咲希選手。3Pシュートのスペシャリストとして、オリンピックの決勝トーナメント初戦のベルギー戦、残り16秒での逆転3Pを決めるなど、大活躍をしています。こういった活躍もあり、トム・ホーバス前HCから「特別なシューター」と呼ばれていました。
そして2024年2月に行われたパリオリンピックの最終予選のスペイン戦で20得点の大活躍。カナダにも勝利し、見事チームをパリ五輪出場に導きました。
東堂なな子
東堂なな子選手は東京オリンピックに最年少で選出されました。現在も年少の部類に入りますが、常に代表に選出され続けてきたこともあり、自分の立場、役割を理解してプレーをする選手です。
恩塚亨HCはチームのコンセプトを『走り切るシューター軍団』とし、シュート力が求められています。そこの力は大前提として、東堂選手の魅力はフィジカルを活かしたドライブであり、それは他の選手との差別化、日本代表のアクセントになるはずです。
最後に
今回は48年ぶりに男女で自力五輪出場を決めたバスケ日本代表の中で、今後の活躍に注目すべきバスケ 日本代表選手を男女2名ずつ紹介してきました。
どの選手も日本代表としての実績はしっかりと持っており、パリ五輪ではチームを幾度となく救う活躍をしてくれるであろう選手たちです。
富永選手はアメリカの大学でプレーをしていますが、他の選手は日本でプレーしているので、試合に足を運んでプレーを見てみるのもたのしいですよね!