ファンタスティックスといえば、LDH所属のダンス&ボーカルグループで大人気ですね。
そんなファンタスティックスのメンバーにはもう一人、死亡してしまった中尾翔太さんがいました。若い芸能人の死亡と言えば、2023年に亡くなったりゅうちぇるさんが記憶に新しいですが、中尾さんは2018年に病死しています。中尾さんの病気はどんなもので、症状やかかる確率はどのくらいなのでしょうか?調べてみました。
中尾翔太の病気は何?症状や治療、かかる確率は?
中尾翔太さんの病名は胃がんでした。
桑田佳祐 病気 再発の噂もありますが、がんは日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人がかかる今では身近な病気ですね。しかし中尾翔太さんは亡くなった時点でまだ22歳という若さで、ファンにとっては衝撃的なニュースでした。
パフォーマーとして活躍中だった中尾さんを襲った胃がんについて、症状や検査、かかる確率を解説していきます。
胃がんとは
胃がんとはその名の通り、胃の中に出来るがんです。がんは大きくなるにつれて胃の深くに進んでいき、やがて近くにある別の臓器にも広がっていきます。また、がん細胞が血液などに乗って移動して胃から離れた臓器でがんができる、転移が起こることもあります。
胃がんの中には、特に進行が早く、治りにくいと言われるスキルス胃がんがあります。中尾翔太さんも公表していませんが、このタイプの胃がんだったのかもしれませんね。
胃がんの症状
胃がんの代表的な症状は
- 胃の痛みや不快感
- 食欲不振
- 胸焼け
- 吐き気
- 体重が減る
- 血便
などがあります。
しかし、胃がんは早期の段階では症状が出にくく、かなり進行しても症状が出ない場合があります。中尾翔太さんは2017年末に症状が出て受診し、亡くなったのは2018年7月ということなので、かなり進行した状態で胃がんが見つかった可能性もあります。
胃がんの検査
胃がんが疑われた時はまず「がんなのかを確定する検査」をし、その後「がんの進み具合を調べる検査」を行います。
がんなのかを確定する検査では、内視鏡(胃カメラ)やX線検査(バリウム検査)を行います。内視鏡でがんが疑われる部分をつまんで取り、生検することもありますよ。
がんの進み具合を調べる検査では、他の臓器へのがんの広がりを調べるため、CTやMRI、PET検査を実施します。大腸内視鏡や、腫瘍マーカー検査をすることもあるようです。
胃がんの治療
胃がんの治療は、がんの進行度(ステージ)や本人の希望、年齢などを元に担当医と相談して決めます。
主な治療法としては、
- 内視鏡治療
- 外科治療(手術)
- 薬物療法(化学療法)
- 免疫療法
があり、緩和ケアやリハビリテーションが行われることもあります。
中尾さんは復活を誓っていたので、これらの治療に懸命に取り組んでいたのかもしれませんね。
胃がんにかかる確率
中尾翔太さんをはじめ、他の芸能人が公表することも多い胃がん。
実際に胃がんになる人は多く、生涯で胃がんになる確率は男性で11%、女性で6%と言われます。しかし、20代で胃がんになる人はとても珍しく、10万人に1人ほどです。
中尾さんはとても珍しいケースに当たってしまったんですね。
まとめ
ファンタスティックスのメンバーで死亡してしまっていたのは、パフォーマーの中尾翔太さんでした。死亡原因は、20代としては稀な胃がん。胃がんの症状は胃の痛みや食欲不振などがありますが、症状が出にくく、発見が遅れることも多い病気です。
中尾さんの死去後、残されたメンバーは「FANTASTICSは9人でひとつ」だとコメントしています。これからも活躍してであろうファンタスティクスを、温かく応援していきたいですね。